バングラデシュ鉄道の旅客列車にはインターシティ、メイル/エクスプレス、ローカルの3つの種別があります。
インターシティは特急に相当するもので、主な駅にしか停車しません。座席指定です。
メイルとエクスプレスの停車パターンはほぼ同じで2〜3駅に1回程度です。急行列車というイメージではありません。メイルトレインは直訳すれば郵便列車ですが、郵便だけでなく普通の貨車も連結されます。バナナの積み込みで長いこと停車したりするので、遅れるのが当たり前です。バスより遅いです。
ローカル列車は優等列車に追い越されながら走るのでさらに遅く、ダイヤ通りいってもバスの2倍ほどの時間がかかります。

インターシティに乗っていて途中駅ですれ違うローカル列車を見ると、機関車や屋根の上まで客が乗っていて、「これがバングラか」と感動を覚えます。ああいう人たちは運賃を払っているのかと聞くと、たいていは無賃乗車だということでした。もともとローカル列車の運賃は非常に安いらしいのですが、底辺の乗り物ですね。
メイル/エクスプレス列車までは電源車が連結され室内灯と扇風機がありますが、ローカル列車は電気がありません。夜間に無法地帯のローカル列車に乗車するのは危険でしょう。

旅客列車のほかに貨物列車も走っています。有蓋貨車、無蓋貨車、戦車を乗せる台車なんてのもあります。チッタゴン港貨物駅からダッカまで特急コンテナ列車が走ります。

線路端に脱線してひっくり返った貨車が錆だらけで放置されているのを何度か見ました。本線の運行に差し支えなければ撤去しないんですね。日本だったらあり得ない光景です。おっと、脱線ばなし。
